怪しいメールを受け取ったら迷惑メールかどうかのチェックをしよう!
私が本当に迷惑メールであるかの判断をするには、
1.宛名が記載されているか?
2.差出人のメールアドレスは正規のものであるか?
3.リンク先のURLは正規のものか?
以上のチェックをするために、私宛に送られてきたたくさんの迷惑メールのスクリーンショットを以下に乗せてみたいと思います。
【Amazon Security】お支払い方法の確認をお願いします(重要)
1.宛名が記載されているか?
宛名はメールアドレスでした。
実際のメール
2.差出人のメールアドレスは正規のものであるか?
メールアドレスはアマゾンと関係ないものと判断できます。
3.リンク先のURLは正規のものか?
アマゾンのURLではありませんでした。
これで迷惑メールであることが判明しましたので、URLをクリックして危険を冒さずにすみます。
このメールは削除しました。
SBI証券「緊急のアカウント凍結警告」
1.宛名が記載されているか?
宛名は記載されておりません。
2.差出人のメールアドレスは正規のものであるか?
SBI証券のメールアドレスを調べてみました。
【メールの送信者名が「SBI証券」となっている場合、アドレスが(@sbisec.co.jp)となっている場合でも、SBI証券をなりすました偽装メールの場合があります。 少しでも不審な点がある場合は、メール本文中のリンクはくれぐれもクリックしないようにしてください。】
@から後の文字列が全く違いますのでなりすましの偽装メールであると判断できます。
3.リンク先のURLは正規のものか?
確認はこちらから:クリック のクリックにカーソルをポイントすると、画面の左下にリンク先のURLが表示されます。
SBI証券のURLを調べてみました。
【SBI証券のウェブサイトでは、「https:●●●.sbisec.co.jp/●●●」というURLで作成されています。 ウェブサイトのSSL証明書の「発行先」が、SBI証券のURLであることをご確認ください。】
記載されているSBI証券のURLは正規のウェブサイトだと思われますが、リンクがされている「クリック」やサイトのURLをマウスでポイントすると左下にリンク先が表示されます。
リンク先が全く異なっていることがひと目で分かります。
[
危険を冒さないようにリンクをクリックしないようにしましょう。
疑問があればGooglやYahooなどの検索エンジンから検索し疑問解消しましょう。
“Amazon.co.jp/ビジネス”返金の確認”
1.宛名が記載されているか?
宛名の記載はありません。
2.差出人のメールアドレスは正規のものであるか?
3.リンク先のURLは正規のものか?
返金状況を確認 こちらから。の青文字で表示されている「こちらから。」をマウスでポイントすると画面の左下にリンク先のURLが表示される。
Googleで検索してみると
松井証券:【重要】アカウントセキュリティ強化のお知らせとご確認のお願い
1.宛名が記載されているか?
宛名の記載はありません。
宛名の記載がないのは通常ありえないと思います。
2.差出人のメールアドレスは正規のものであるか?
Fromの右隣にある松井証券をクリックするとメールアドレスを見ることができます。
Googleで調べてみました。
-
ログイン通知メール:松井証券にログインがあった際に、登録されたメールアドレスに通知が送信されます。メールの送信元は「松井証券 <alert-mail@matsui.co.jp>」です。
メールアドレスが違っていますね。
3.リンク先のURLは正規のものか?
重要なお知らせにマウスをポイントすると画面左下にリンク先のURLが表示されます。
Googleで調べてみました。
【松井証券の公式サイトのURLは、https://www.matsui.co.jp です。


ヤマト運輸の再配達センターで検索してみましたが、そのような部署はないようです。
再配達の依頼は、自動受付でウェブサイトまたはアプリ、または電話で、伝票番号、配達希望日時などを入力して依頼できます。
また、不在票に記載された担当ドライバーの携帯電話番号に直接電話し、希望の再配達日時を伝えることでもできます。
サービスセンターへの電話でも大丈夫です。(電話番号を記載しておきます)
ナビダイヤル(0570-200-000): スマートフォンや携帯電話から
フリーダイヤル(0120-01-9625): 固定電話から

まとめ
金銭をだまし取る目的で、あなたの個人情報を手に入れようと本物そっくりのサイトへ誘導するために、たくさんのメールが送られてきます。
そのメールから本物そっくりのサイトへ行き、氏名・住所・クレジットカード情報・暗証番号などの個人情報を入力すれば、即座に悪用されて大きな被害を被るおそれがあります。
これをフィッシング詐欺と言って、最近被害金額(2023年541億円)が大きくなって来ています。
自分を守るためには、ウィルスソフト(セキュリティソフト)を購入してPCやスマホにインストールしておけば安心です。
ウィルスソフトのいくつかを紹介すると、ESET・カスペルスキー・ノートン・ウィルスバスター・マカフィーなどがあります。
ソフトをインストールしているから大丈夫と思わずに、心当たりのないメールや怪しいメールは開かずに削除しましょう。
自分を守るには慎重な行動を心がけましょう。