本当に迷惑メールであるかどうかをチェックしよう!
チェックポイントは3つです。
1.宛名はあるか
2.差出人のメールアドレスは正規のものか
3.リンク先の URL は正規のものか
迷惑メールのチェックはPCを使用します。
スマホでもチェックできますけど、誤操作でリンク先へ飛んで行くことがあります。
PCで操作して余計なリスクは排除しましょう。
1.宛名はあるか
迷惑メールの発信者は、メールアドレスしか知りませんので宛名を書くことができません。
なのでまずは宛名があるかどうかをチェックします。
2.差出人のメールアドレスは正規のものか
次に差出人のメールアドレスを調べてみます。
メールの「From」の右の「e-Tax(国税電子申告納税システム)」の部分をクリックするとメールアドレスが表示されます。
Googleで税務署のメールアドレスを検索してみると
国税庁や税務署などの公的機関が電子メールやショートメッセージで税金のお知らせを送ることはありませんとはっきり公表しています。
この時点で迷惑メールであることは決定しました。
3.リンク先の URL は正規のものか
なおせっかくですので、リンク先のURLもチェックしておきます。
URLにカーソルを当てると左下にリンク先が表示されます。
今回は表示されているURLとリンク先はおなじですが、「2のメールアドレス」の項目で判明しているように税務署からのメールでのお知らせはないことがはっきりしているので余分な作業でした。
詐欺被害に合わないように注意しよう
迷惑メールでは、フィッシング詐欺といって、実在する企業や組織を装い偽のメールやSMSで本物そっくりの偽のサイトに誘導して個人情報やクレジットカード情報を盗み取ります。
近年フィッシング詐欺・オレオレ詐欺・ロマンス詐欺などの特殊詐欺被害が特に急増しており、2024年には2万件以上発生しており、被害金額も700億円を超える多額なものになっている。
自分の身を守るために、電話やネットでの非対面での個人情報を請求された場合には特に注意しよう。